上の図は検察審査員が選ばれるプロセスを表したものです。

 検察審査会は検察制度民主化のために、今から50年ほど前の昭和23年7月12日に検察審査会法が公布、施行されました。選挙権を有する国民の中からくじで選ばれた11人の検察審査員が、一般の国民を代表して、検察官が被疑者(犯人と目される者)を裁判にかけなかったこと(不起訴処分)の善し悪しを審査するのを主な仕事とするところです。
これまでに全国の検察審査会が審査をした事件は13万件に上り、その中には、造船疑獄事件、近江絹糸事件、サリドマイド薬禍事件、水俣病事件、羽田沖日航機墜落事件、日航ジャンボジェット機墜落事件、薬害エイズ事件といった社会の注目を集めた事件もあります。
 検察審査会が審査した結論に基づいて、検察官が再検討の結果起訴した事件は、1,000件を超え、懲役10年,懲役8年などといった重い刑に処せられたものもあります。

  

 浜松検察審査協会は、検察審査員経験者(静岡県西部28市町村)の中で、制度の重要さを自覚して、ボランティア活動による制度普及活動を行うことを目的に作られた組織です。
28市町村からの補助金と会員の年会費により、事業運営を行っています。